高輪ゲートウェイ駅にて非接触・非対面ロボットの実証実験参加

新しい生活様式における「非接触」や「非対面」等をテーマに高輪ゲートウェイ駅にて行われる実証実験に、当社の自律走行運搬ロボットサービスFRUTERA A-ROBOT-102(以下フルテラ)が参加いたします。実証実験では、国立研究開発法人情報通信研究機構と技術協力して開発したフルテラとエレベーターの連携や飲食物の配膳を行います。

今回の実証実験では、非接触・非対面でのサービス提供の実現性と、ニューノーマル時代においてロボット需要が高まる中、課題であったロボットとエレベーターの連携の実現性について検証します。

【実証実験詳細】
・場所:JR高輪ゲートウェイ駅 構内
(フルテラは通常非公開エリアにて行います)

【ロボットのデモンストレーション実施について】
・日時:2020年12月5日(土)、6日(日) 各日11:00~12:00、13:00~14:00、15:00~16:00
・場所:高輪ゲートウェイ駅 改札前 ※雨天中止

【FRUTERAとエレベーター連携について】
Wi-SUNとBLE等を活用して自動かつ非接触でエレベーター移動します。フロア間の移動にはエレベーターの遠隔制御が必要であるなどの課題がありましたが、今回の連携システムでは既設エレベーターの制御システムに改修を行うことなく、エレベーター内外の呼出しボタン又は行き先指定ボタンに小型のIoTボタン押下デバイスを設置する簡単・迅速・低コストな仕組みでエレベーターを用いたフロア間の移動を行います。国立研究開発法人情報通信研究機構と技術協力して開発しており、人とロボットがエレベーターを共用できるため、一般利用者にも不便を感じさせない仕組みとなっています。

【FRUTERA 概要】
ニューノーマル時代を考慮した非接触での運用とサービス提供が可能な配膳ロボットです。基本機能は障害物回避を含んだ自律走行とシンプルであり、ローコストでのサービス提供をコンセプトとしています。電子マネー決済や抗菌機能など多様なオプション機能を備えているため企業に合わせたカスタマイズが可能です。予め記憶した施設の地図情報をもとに走行し、センサーにより、障害物や人を回避可能です。Wi-SUNを活用した無線通信技術が応用されており、既存の携帯電話ネットワークやWi-Fi通信では難しかった、人込みの中での自動走行が可能になりました。
FRUTERA: https://www.androbo.co.jp/business/r-division/frutera